首・肩の症状一覧
首や背骨の間には椎間板があり、その中心になる髄核という柔らかい部分がなんらかの要因で飛び出して神経を圧迫している状態を椎間板ヘルニアといいます。
姿勢が悪かったり、歳を取ったりすると椎間板が変形したり骨が角張り、変形部分や、尖ってきた骨によって、脊髄から枝分かれした神経根が圧迫されることが原因で首の後ろに痛みを生じます。
外傷性頚部症候群とは、外から衝撃が加わることによって首が不自然な方向に曲がり、捻挫状態になってしまうことが原因で起こります。
肩こりは、不自然な姿勢を長く続けたり、精神的ストレスがあると起こりやすくなり、首の付け根が重く痛くなったり、頭や首の後ろの「張り」などの症状がでてきます。
五十肩の特徴は、いきなりぎくっと肩が痛みだす症状です。靭帯の緊張によって筋肉にけいれんが起こります。
肩腱板断裂は、肩関節を安定させる筋肉の「腱」などが骨との摩擦で炎症を起こし、断裂に向かうことをいいます。
肩の筋肉に石灰（リン酸カルシウム結晶）が沈着していくことによる急性の炎症が原因です。３０代以降の女性に多く見られ、加齢やホルモンの影響によって腱板が変成します。
肩がはずれた状態のことを一般に「脱臼」と呼びますが、スポーツ時の激しい接触などにより引き起こされる肩の脱臼を「反復性肩関節脱臼」と言います。
