頚椎症性神経根症について
頚椎椎間板ヘルニア|頚椎症性神経根症|外傷性頚部症候群|肩こり|五十肩(肩関節周囲炎)|肩腱板断裂|石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)|反復性肩関節脱臼
頚椎症性神経根症の原因
姿勢が悪かったり、歳を取ったりすると、椎間板が変形したり骨が角張ってきます。この変形部分や、とげのように尖ってきた骨によって、脊髄から枝分かれした神経根が圧迫されることが原因で起こると言われています。普段の姿勢なども原因の一つです。頸椎症性神経根症では特に首の後ろから発症することが多いと言われていて、テレビやパソコンなどのディスプレイを見る際、首を後ろにそらす癖がある場合に起こることが多いです。
頚椎症性神経根症の症状
まず始めに首の後ろに痛みを感じる事が一般的でです。首の後ろに痛みが生じた後、上半身に痛みが生じます。また痛みと同時に、手や指の先に痺れが生じる事も多く、さらに進行が進むと、力が抜けて上手く動かせなくなることがあるます。個人差がありますが、頸椎症性神経根症では痛みが激しいこともあります。首の後ろから痛みが始まり、痛みが広がり、痺れを感じて上手く力が入らないことが、この病気の特徴であると言われています。
頚椎症性神経根症の治療方法
まずは安静にして、頸椎カラーの使用を検討します。痛みが激しい場合には痛み止めを服用する事もあります。また筋肉の萎縮を防ぐためには首の回りに筋肉を付けることも重要になりますので、首周りの筋肉を付ける運動を毎日行うように医師から指示されることもあります。痛みが激しく、痛み止めの効果がみられなかったり、力が上手く入らない状態が続くと手術が行われることもあります。また、筋肉の萎縮が見られた場合にも手術が検討されます。